韓国旅行記


9/2(木)

扶余2日目、今日が一番

これを書くにあたってメモを残していたのだが、この日のメモが一番長かったという、扶余の2日目である。

まずは観光

まずは定林寺址へ行く。昨日は気がつかなかったが、実は旅館のすぐ裏だった。芝生が綺麗で、まるで奈良の飛鳥観光のようだ。五層石塔はこの奥に建っていた。奥の、石仏坐像はまだ工事中であった。実はここで初めて確実に日本人観光客であるという人々に会った。ここは日本人ツアーでも有名な観光地らしい。珍しいものだ。

隣の公園を通り、つきあたりを右に曲がり国立扶余博物館へ行く。博物館周辺では小学生らしき子供たちがたわむれていた。博物館内には百済の発掘品とその模造品が並んでいた。入場料は400Wだが、日本語対応ヘッドホン貸し出しは2,000Wである。朝鮮は中国から近いせいもあり、青銅器文化へ入るのが早かったらしい。うむうむ。

百済文化碑とかいうロータリーを通り、宮南池へ行く。百済武王の離宮だったらしいが、さすがは滅びた王朝、田に囲まれた静かな池であった。究極ののどかさで、建物にはおっさんが2人、昼寝をしていたくらいだ。ここから再び歩いて階伯将軍像のロータリーへ。ここで休んだが、暑さの為体力が消耗しており、タクシーで百済橋を渡り対岸の水北亭へ行く。眺めは木のせいであまりよくなかった。隣の船着き場に行ったが、再び人がおらず、船は断念。オフシーズンらしく、厳しいところ。仕方なく歩いて橋を戻り、仏教伝来謝恩碑へ。をを、日本語が書いてある。

ここでタクシーに乗り錦城山(クンソンサン)へ。山頂の眺めは最高で、扶余の街が一望できる。扶余一のスポットではないだろうか、と思ってしまった。そのタクシーでそのまま別祠堂(ピョルサダン)へ。田舎の村の祠のような所で、爺さんがいろいろと祭りの事について説明してくれた。3月に行われるらしい。とにかく田舎である。おじさんやおばさんはゲートボールに熱中していた。記帳してくれと頼まれたが皆さん達筆で、しかも学生など一人も書いていなかったので固辞してしまった。

銭湯で格安アカスリ

宿にタクシーで戻り、用意をしていよいよ韓国の銭湯へ。見た目は普通の銭湯。脱衣所も普通だがおっさんは素っ裸でテレビをのんびり見ているくらいだろう。風呂に入るが浴槽はお世辞にも綺麗ではなく、妙にぬるかった。隣にサウナがあったので入ってみたが普通のサウナだった。温度計が置いてあったが、温度は分からなかった。なぜなら最高の目盛りが+50℃であったからだ。もちろん壊れていたのはいうまでもない。その後風呂屋のおじさんにアカスリをやってもらう。12,500W(\1,160)であった。垢がたくさんとれたようだ。貴重な体験だった。

次は犬だ!

すっきりした後、一度宿に戻り、朝にサムゲタン(鳥スープ)を食べ、おいしかったというテブ食堂へ、今度はポシンタンを食べに行く。この街はいたるところでポシンタンが食べられるらしい。早速食べるが、まあまあうまいが、やはり結構辛い。スタミナ有りそうな感じではあった。やまぎわくんによると、上野で食べた時のように臭みはないらしい。でも朝のサムゲタンの方が好きだな。ここの食堂はうまく、結構にぎわっていた。ポシンタン(補身湯)、7,000W。(\650) ちなみに営養湯(ヨンヤンタン)、四節湯(サチョルタン)とも呼ばれるようだ。

ポシンタンって何だって?青い字ですぐ上に書いてあるでしょうに。

というわけで濃い、扶余の一日は終わった。

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