殿(富山県南砺市)
おすすめ度 ★★★
所在地
富山県南砺市にあります。
城端線・越中山田駅から踏切を渡って南西へ。アニバーサリーハバワールドを右折。まっすぐ進むと殿です。2.5km、徒歩34分です。
車ですと東海北陸自動車道・福光ICを出てまっすぐ進み、小坂方面の看板を右折。まっすぐ進むと殿です。2.5km、4分です。
殿公民館で記念撮影。公民館はありがたい存在です。
(左) 殿公民館の遠景。心なしか殿様が住んでいそう?
(右) 殿村の看板がありますので紹介します。
「お菊橋」の由来
江戸時代の末期(文久三年頃、一八六三年)、この殿村の中央を流れる小川に一本の石橋がかけられていた。
その頃、この在所にお菊と言う妙齢な娘がいて村の若衆の、憧れの的であった。
このお菊が、若衆の一人に思いを寄せ、二人は毎夜、この石橋のほとりで逢瀬を重ね、いつしか将来を語りあうようになった。
ところが若衆には親の定めた娘と無理やりに結婚を強いられ、それからはお菊の待つ石橋 に姿を見せなくなってしまった。
そんな事情を知らないお菊は、毎夜待ち続け、ついには床に着くようになり、親の手厚い介抱の甲斐もなくこの世をさってしまった。
それ以来、夜、この石橋を渡ると若い女のすすり泣く声が聞こえるという噂がひろがり、誰ということなくこの橋を「お菊橋」、小川を「待川」と呼ぶようになったという。
「鳥帽子石」の由来
この石は、昔、村人が近くの小矢部川の川中にめずらしい形をした石をみつけ神明宮の境内に安置したのがはじまりです。
その形状から鳥帽子石として今日まで永く親しまれてきたものです。
平成一八年十月建立
殿村村方
(左) 公民館の隣に遊具がありますが誰もいません。(雨上がりすぐに行った影響もあるかもしれません)
(右) 殿営農組合集落営農施設。立派な施設です。
(左) 土砂災害警戒区域の看板。殿公民館の裏は山になっているので少し傾斜がありそうです。
(右) 暁天講座の案内です。
市営バス、殿口バス停。平日に一日4本なので、観光には使いにくそうです。福光駅からバスは出ています。
殿の町並み。黒い瓦屋根が多く殿っぽい雰囲気は感じます。道路が立派です。
7月の来訪だったので田園風景が立派です。
殿という地名らしい黒い瓦屋根と白い壁。そして初夏の田園風景が感じられました。また冬は違う風景かとは思います。
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