乙女峠(島根県鹿足郡津和野町)
おすすめ度 ★★★★
所在地
島根県の西部、鹿足郡津和野町にあります。
車ですと中国道六日市ICから国道187号・国道9号経由か、鹿野ICから国道315号・国道9号経由、
益田からは国道9号経由で津和野につきます。
電車ですと山口線・津和野駅が最寄になります。西側すぐです。
1867年(慶応3年)、長崎浦上村のキリスト教信徒153名を収容した廃寺・光淋寺では、
津和野藩により信徒に対して酷い拷問が行われ、そのすさまじさから36名の殉教者を出した。
その際、日本で唯一、聖母マリアが光臨した地とされている。
その後、1948年(昭和23年)にマリア聖堂が建造された。
ステンドグラスには当時の悲劇の様子が描かれている。
(左) 乙女峠入り口。ちょっと、おばけ屋敷のような道です。
(右) マリア聖堂が見えてきます。一見城のようです。
(左) 殉教の十字架跡。荘厳さはありません。
(右) 一方こちらのマリア聖堂は手入れが行き届いています。
(左) こんな感じの場所です。なんか、少し不気味です。
(右) マリアととらわれの人。
(左) 聖堂の中はこんな感じです。なかなかきれいにできています。
(右) 乙女峠案内電話。受話器が2つついた公衆電話です。記念撮影。
(左) 私は此三尺牢屋の内にて淋しゅうはござりません。九つ(夜十二時)より先になりますれば
頭の上に青い着物に青いきれをかぶりサンタマリア様の御影の顔立ちににております御婦人が
お現れ下さる。その人がものがたりをいたして下さる故、少しも淋しゅうはござりません。
けれ共、このことは私が生きておるまでは人に話しては下さるな。
(右) 十字架から水がぴょよよーん、と出ています。
ちょっと不気味な雰囲気の静かな峠です。
キリシタン弾圧の現場らしい感じです。
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