エロマンガ島(Erromango、バヌアツ）

難易度 ★★★☆☆

所在地

バヌアツ共和国南部に所在。ニューカレドニアの北にあたる。

首都ポートビラのあるエファテ島のひとつ南にある島である。

エロマンガ島の地図

エロマンガ島の概要

人口は約1,600人

面積は975km2 (参考:東京23区 621km2 東京都2,187km2)

行き方

まずは、バヌアツの首都、ポートビラ(Port Vila)に行きます。ポートビラへは、日本からは直行便はなく、フィジーのナンディ、ニューカレドニアのヌーメア、オーストラリアのシドニーやブリスベーン、ニュージーランドのオークランドなどから、エアーバヌアツAir Vanuatu(あるいは共同運航便)を使って行くことができます。

ポートビラからエロマンガ島へは、国内便であるVan Air、あるいはSea Air(海上離発着飛行機?)、船などで、行くことが出来ます。

■ 2018年現在、Air Vanuatuがエロマンガ島便を運行しています。(週2便、火曜日・木曜日)
上記のAir Vanuatuのサイトからエロマンガ島便(VLI-DLY)がオンライン予約できます!
片道 $108程度のようです。
2018年7月1日現在
ポートビラ → ディロンズベイ [火曜日 0900 VLI 0940 DLY][木曜日 0900 VLI 1550 DLY]
ディロンズベイ → ポートビラ [火曜日 0950 VLI 1630 DLY][木曜日 1600 DLY 1640 VLI]
火曜日に出て木曜日に帰る2泊3日が一番お手軽です。

エロマンガ島には西のDillon's Bay(ディロンズベイ)と東のIpota(イポタ)の２つの空港があります。今回我々はDillon's BayのMeteson Guest House(メテソン・ゲストハウス)に宿泊しました。

参考リンクをたどると、エロマンガ島(メテソンゲストハウス)へのツアーがあります。これで行くと簡単です。

とりあえず、写真。

主な写真です。詳細は各見どころ、施設のリンクをどうぞ。

エロマンガ島の西の玄関、Dillon's bayの空港前にて。

エロマンガ島の宿のひとつ、Meteson's Guest Houseの前にて

Meteson's Guest Houseのベッドの文字、ERROの字が見えます。

見どころ・施設

スブ・ビーチ(Suvu Beach)

Kauriの木(Small Kauri)

涌き水(Springwater)

ディロンズベイ空港(Dillon's Bay Airport)

メテソンゲストハウス(Metesons Guest House)

Dillons Bayの村(Uponkgor)

参考リンク

メテソンゲストハウス(Metesons Guest House)

Meteson Guest House(Vanuatoutism)

Meteson Guest House(Island Safaris)

私の場合は、Island Safarisでポートビラからの2泊3日ツアーを予約しました。

Meteson Guest House(Pacific Island Travel)

ここは予約フォーム(?)付ですので、予約しやすいですね。

Metesons Guest HouseのオーナーのWilliam Meteさんは、英語が堪能なので、英語で意思疎通できればまったく問題ありません。ただし、日本語はまったくだめです。また、予約のメール・問い合わせは英語でできます(日本語は不可)

2018年、最新のエロマンガ島情報

2018年、私の高校の後輩のK様が、エロマンガ島になんと、10泊11日もされたそうです。

K様の情報を掲載させていただきたいと思います。

■Meteson Guest Houseですが、ウィリアムさんは数年前に亡くなられており、現在は村長を継いだ息子さんのJason Meteさん夫妻が経営されています。

■William Meteさんの奥様、Marthaさんはご高齢でしたが、お元気そうでした。
　建物自体は変わっていませんが、広い部屋がシングルベッド3台、狭い部屋は自炊用キッチンと食卓になっていました。価格は3食付きで一人一泊2000バツ、素泊りでは1500バツとのことでした。
■他に2箇所のゲストハウスがあり、さらに川の対岸にもう一軒建設中です。
■現在は村に携帯の電波が届くようになっており、村人も携帯やスマホを持っています。
　Jasonさんはスマホ2台持ちでした。ただしバヌアツの2つのキャリアのうち、tvlは問題なく使えるもののDigicelは非常に不安定でした。
■現在のメテソンゲストハウスの連絡先は、Jasonさんの携帯で、番号は7767737と7710540です。Jasonさんも英語には堪能でした。
■ゲストルームにはコンセントがありませんが、Jasonさんの家ではソーラーパネルによる電気が使えるので、スマホなどの充電は頼めば可能です。ただ、悪天候のときには殆ど充電できませんでした。
■ディロンズ・ベイの主要産業の一つがロブスター漁だそうで、頼むと食事に出してもらえました。（頻繁に食べたければ、1kg1000バツで漁師さんから買うこともできます。）非常に美味しかったです。

■カウリの森までの道は荒れており、特に数年前のサイクロン・パムの影響で、辿り着くのが困難になっています。途中までトラックをチャーターしようと思ったのですが燃料不足で断られ、村から往復20km歩くことになりました。仮にトラックが使えても、車で行けるのは空港への道との分岐点までだと思います。

■ディロンズ・ベイ空港には、定期便として現在Air Vanuatuがツインオッターで週2便（火・木）、Belair Airwaysがよりブリテン・ノーマン・アイランダーで週2便（月・木）飛んでいるようです。
■メテソンゲストハウスは古くなってきているので、近いうちに改装を予定しているとのこと。改装が済んだら、旅行会社にツアーを売り込みたいと仰っていました。
　旅行会社は一切通さなかったので詳細はわかりませんが、現在はエロマンガ島を訪れるツアーはないのかもしれません。
■観光に行く場合、サイクロンのシーズンである11-4月を避け、5-10月に行くと飛行機の欠航率は下がるようです。
　ただ、一昨年6月にお一人でディロンズ・ベイを訪問された日本人女性の方も帰りの便は欠航になったそうなので、安心はできません。
　今回は最初にアネイチュムに行く予定だった飛行機（エロマンガ・タンナ経由）もサイクロンにより欠航になったので、少なくとも2-3月の欠航率はそれなりに高いものと思われます。

行きたい方へ

メールアドレス: まで

エロマンガ島

1990年頃の話です。私は某K成高校に通っていました。その日は確か、校内の模擬試験でした。まじめな私は、いつもの朝のように秋葉原に寄ることもせず、直接学校に行きました(そのはず)。地理の試験でした。問題中に、ある島の名前を答えるものがありました。私は全くわからず、ショックのあまり思わず、

「エロマンガ島」

と書いてしまいました。その試験の結果はさほど悪くはない点数であったと記憶しているのですが、答案には赤い字で、

ふざけるな！

と書いてありました。私は気づくと、地理のA松先生のところに行き、「この島は実在する」ことを地図帳を見せて説明していました。A松先生はなぜか感心しておられました。（笑）

それがすべての始まりでした・・・

で、今回結局制覇してしまいました。まさか本当に行ってしまうことになるだろうとは、当時は考えなかったと思いますが・・・

やはり近年の「それ革命」パワーが後押ししてくれました。

おまけ

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